概要
みんなが幸せになるために
科学的介護による介護品質。効率化・負担軽減の先にある利用者様の笑顔
- 利用者様の緊張緩和と身体的圧迫軽減、拘縮・皮下出血などの予防
- ADL(注1)の維持・改善
- 効率化による利用者様に寄り添う時間の確保
- 利用者様のQOL(注2)向上と職員の身体的・精神的負担軽減
- 利用者様・職員双方にとって安心・安全・安楽な介助の実現
(注1)Activities of Daily Life、日常生活動作
(注2)Quality Of Life、生活の質
介護品質 = 人間本位 x 介護支援ツール
- 福祉マインド x SPH(注3) x 専門性 = 人間本位
- 福祉用具 x 介護ロボット x ICT = 介護支援ツール
ハード(介護支援ツール)を活かすのはソフト(人)です。
(注3)Safe Patient Handling、喜寿会では利用者様と介助者にとって安全な介助と定義しています。
感染症対策
福祉用具 x 介護ロボット x ICTの使用で利用者様と介助者の接触点・接触機会が半減する事を調査(注4)によって明らかにしました。
(注4)当法人独自調査、令和2年度富山県がんばる介護事業所雇用環境部門県知事表彰受賞理由
福祉用具の導入
介護リフトを使用した職員の声です。
特養 介護職員 境蓮美喜子
介護ロボットの導入
介護ロボット全国フォーラムでの実践報告
令和3年1月29日、厚生労働省の福祉⽤具・介護ロボット実⽤化⽀援事業(令和2年度)、公益財団法⼈テクノエイド協会が実施する介護ロボット全国フォーラムで福祉用具、介護ロボットとICTについて実践報告を行い、当法人の取り組みを紹介させていただきました。
福祉用具・介護ロボット・ICT導入による改善の経緯、パラダイムシフト、事例、導入プロセスを紹介しました。各種のツールを導入して改善した成果を、皮下出血件数が半減したり、職員の腰痛が半減したりした事をデータで示し、利用者様と職員の身体的接触が少なくなるので感染症対策にもなるといった効果も紹介しました。
今後も新しいツールを導入し、職員の負担軽減と効率化を図り、利用者様と向き合う時間を増やしてQOL向上を行い、利用者様の笑顔を引き出す取り組みを続けて行きます。
厚生労働省老健局からの先進事例の視察
令和3年11月2日、厚生労働省老健局に当法人の取り組みを評価していただき、先進事例として視察に来ていただきました。腰痛予防プロジェクトの様子や、現場の視察の他、改善の経緯や改善ポイント等のヒアリングもありました。
ヒアリングでは、SPH(注1)教育の重要性をお話しさせて頂き、その基礎の元、福祉用具を活用し、更に介護ロボットとICTを組み合わせる事で相乗効果を発揮し、利用者様のADL(注2)改善やQOL(注3)向上が実現するというお話しをさせて頂きました。
(注1)Safe Patient Handling、喜寿会では利用者様・職員双方にとって安全な介助と定義しています。
(注2)Activities of Daily Life、日常生活動作
(注3)Quality Of Life、生活の質